まちの安全推進発表会の開催報告

1.目的

単Pの安全に関わる活動報告をもとに、PTAと警察等関係機関が話し合い、市内 の安全についてより一層の推進を図る。

まちの死角から子どもたちを守ろう

2.日時平成15年9月18日(木) 13時45分〜16時10分
3.場所教育センター
4.来賓
 
(敬称略)

・府中警察署交通課長

和田幸夫

・府中警察署交通課交通規制係長

新井一之
・府中警察署生活安全課長名古屋忠嗣
・府中市地域安全対策課 
 安全安心まちづくり担当主査  戸塚 実

・府中市女性青少年課主査 

川崎 光徳 

・府中市女性青少年課

 
 青少年健全育成係長 須藤 雅夫
・府中市教育委員会指導主事内野 雅晶
5.参加者PTA会長、健全育成委員、校長・教頭 合計約100名
6.内容

(1) 開会の言葉    平野P連副会長
リラックスして全員参加の気持ちで、有意義な会にしましょう。

(2) 会長挨拶    北川P連会長
ご来賓の皆様には出席ありがとうございます。子どもたちの教育環境を整えるためには、交通安全だけでなく防犯の面からも考えなければならないし、学校や家庭だけでなく、行政の方との連携を図る必要もある。また、こうしたP連の活動は行政への要望を通すための場ではないと考え、本年度から「まちの安全推進発表会」とした。発表される一小、二小、一中の皆様にはよろしくお願いします。

(3) 事例発表と助言

  1. 府中第一小学校PTAの発表
    • 一小の校外委員は19地区、62人おり年間7、8回の委員会を行い情報交換等を行っている。不審者情報があるとパトロールを実施。大勢の人に気をつけてもらう。学校・家庭・地域の連携が大切。
    • 実践していること。
      • 地域(コミ協、青少対、自治会等)との連携。
      • 夏休み子ども映画会。警察からも指導してもらう。
      • 安全確認マップを夏休み前に作成。
      • 訓練の実施。
      • 防犯をテーマに家庭教育学級の利用。護身術。
      • PTA機関誌を地域に配布。
    • 安全対策要望事項の数の制限については検討して欲しい。
    • あらゆる地域とのつながりを深め死角を少なくしていきたい。
      〈 来賓の助言等 〉
    • 警察は、市民と同じ方向を向いて努力している。何かあったら警察に知らせてほしい。
    • 市で市民の安全に関わる条例を制定したが、一小の実践の主旨と同じ考えである。PTAだけでなく他の機関、団体と連携が必要。安全確認マップも全校でつくるとよい。できるところからやりたい。
    • 緊急避難の家を2000に増やしたいが、ステッカーがなくても逃げ込んでよい。協力してやっていきたい。
  2. 府中第二小学校PTAの発表
    • 特別のものはないが交通安全対策について発表する。
    • 児童数900人を越えるマンモス校。8ブロック、25区で集団登校を実施。春と秋に通学路での旗振りと挨拶の声かけをしている。
    • 通学路周辺の交通安全調査と通学路の安全チェックを実施。
      • スクールゾーンへの侵入、徐行の不徹底。
      • 点滅信号機設置場所での横断が危険。
      • 土砂を堆積させているが簡単な柵だけで危険。
      • 車の確認がしにくいミラー等の問題があった。
    • ブロック長会議での話。
      • 毎年同じような場所が危険と指摘している。要望結果を知らせて欲しい。
      • 急いで対応して欲しい。
      • 緊急避難の家のことを子どもたちは知っていて、使っているのか。
    • 交通安全のことだけを発表したがそれ以外のことも大切。行政、学校、警察の連携が必要。
    • 二小PTA会長より二小のPTA活動について補足。
      • EMの散布、夏のお楽しみ会、学校開放モデル校、ベルマーク、アルミ缶回収等。
        〈 来賓の助言等 〉
    • スクールゾーン内の居住者には通行許可書を発行しているが、徐行義務がある。児童もスクールゾーンだからといって道路いっぱいに広がって歩くことはできない。児童へも指導を。
      点滅信号については、実情に合わないので通常の信号にするよう話を進めているがすぐにはできない。
    • 保護者が子どもといっしょに子どもの目線で安全を守ろうとしているのがよい。学校開放も子どもの居場所づくりになりありがたい。子ども行動範囲が広がり、携帯電話やパソコンの奥にも危険がある。教育委員会でも8月には町に出て地域パトロールをしてみた。顔見知りの地域の人の声かけが必要と感じた。
  3. 府中市立府中第一中学校発表。
    • 学区域を16地区に分け、各地区校外生活委員2〜3人で活動。
    • 主な活動内容。
      • 地区名簿、連絡網を作成する。5月の生徒集会で顔と名前を覚える。名簿は保護者に直接手渡す。
      • 年2回危険箇所を調査し、マップを作成する。地区懇談会を行い、安全や生活について話し合う。
      • 8月の上旬、青少対の夜間パトロールに協力している。(警察、市役所の方も参加)
      • 年1回保護者向け講演会を実施している。子ども理解を深めるために、保護者が学ぶことが必要。
      • 年3回緊急避難の家を訪問し、挨拶と説明、実態調査をしている。駆け込み例は無い。小学校と中学校の両方で取り組んでいるが入り組んでいてわかりにくい。小学校で取り組むことにしたらどうか。
      • 挨拶運動を実施している。一年間続けている。保護者が一中生を知る機会にもなっている。いつも誰か保護者の目があること。
      • 80箇所の事業所で職業体験をさせていただいている。保護者が挨拶に行く。
      • クラブ活動に外部指導員を導入。
    • 近隣地域とのつながりを大切にして安全を図る努力をしている。まちの安全発表会は初めての試みだが、今回は発表校の地域が近かった。他地域の様子も聞きたかった。
      〈 来賓の助言等 〉
    • 女性青少年課ではふれあい事業で青少対とのつながりが深い。ソフトバレー、綱引き、標語コンクール等を行っている。緊急避難の家については、地区の重複等の問題もある。やりやすいようにバックアップしていく。
    • 市内では空き巣が増えている。オーストラリアでは家に鍵が三つも四つもついているので、ピッキング被害がない。住民の危機管理意識が強い。日本では、安全を人任せにする傾向が強く危機管理意識が弱い。喫煙、飲酒、夜間徘徊等の少年非行も増えている。警察で子どもと接するとかわいそうに思うことがある。家庭での会話を多くして悩みを聞いてあげて欲しい。生活安全条例ができたので、協力し合って安心して生活できるまちづくりをしていきたい。意見があったら聞かせて欲しい。
    • 小さなことを放置しておくと大きなことにつながる。ステ看板、ビラ貼りは徹底的にとっているので、昼間はずいぶん減っているはず。高齢者や身障者に対する交通バリアフリーは時間も費用もかかるがすこしずつ改善していく。

(4) 質疑応答

Q1 「あいさつ運動」はどのようにおこなっているのか。
  学校に登校する日は、毎日必ず立つ。当番制で、各クラスの学級委員の方で一週間振り分ける。一人でも二人でも都合のつく人で。21年目になっている。

Q2 クラブ活動の外部指導員の人材確保の方法はどのようにしているか。
  元のPTA会長だったり保護者だったりで、知り合いのつてをたどってさが している。
  各学校の校長が市教育委員会に推薦し、条件等を話しお願いしている。現在市内11校、主に運動関係で入って頂いている。

Q3 違法駐車が多いが要請しないと取り締まってもらえない。時々パトロールしてほしい。違法駐輪も通学路のじゃまになっている。
  けやき通り等は毎日パトロールしている。
  自転車は市の担当者に直接連絡してくれれば撤去する。

Q4 緊急避難の家についてだが、七中学区では3校が話し合い、必要度が高いのは小学生だろうということで、七小と武蔵台小でお願いに行くことにした。連絡会で情報交換すれば不都合はないのでこのような方法でよいのではないか。
  引継が難しいのではないか。保健会社とも相談して、やりやすいようにしていきたい。七中のようなやり方もあるが中学校に中心となってまとめてもらうとよい。

Q5 (Q4に関連して)中学校は小学校の不足を補う程度のことしかできない。中学生になると大人というような感じがしてきて危機管理意識が薄れる。八中のようなやりかたをみんなでやったらどうか。
  八中地域では不審者が多く中学校が中心になってやっている。

(5) 女性青少年課からの連絡

青少年健全育成協力店制度がスタートした。コンビニ等の事業者といっしょに健全育成を進める。一声注意とか環境を守る等。すでに八王子市では行っている。コンビニ35店、書店11店、合計46店に協力してもらっている。協力店の看板が出ているのでよろしく。

(6) 閉会の言葉    平野P連副会長
自分の学校、地域がかかえる課題に取り組むことが子どもたちの安全につながる。今日のことを単Pに持ち帰り活用していただきたい。行政の方々に聞い ていただき、話し合いができよかった。こういう機会を大切にしたい。また、 単Pにあっては、課題をP連に出すだけでなく、直接、行政や警察にお願いす ることも大切だと思う。来年度は、三小、四小、二中に発表をお願いするので よろしく。